他県へは行けない時代があった

僕自身が中学校から高校へ進学をする時には“北海道で育った選手は北海道の高校へ”という暗黙の了解がありました。

全日本ジュニアで優勝しもちろんですが南は九州の高校から様々な強豪校のスカウトはありました。

しかし当時はほぼ監督の方で話はシャットアウト。

それには「北海道以外へは行ってはいけない」という理由だけではなく、当時の僕の成長を考えた結果「北海道に残した方がいい」という思惑もあったのかもしれませんが。

ただし、女の子は北海道から青森の高校に進学する人は少なくなかったと思います。

現在強豪の青森山田高校ではありませんでしたが。

 

北海道外からのオファーは行くべき?

ここからはあくまで個人的な意見になります。

北海道の中学校、高校の教師からすると道外からオファーのあるような選手はやはり残って欲しいというのが本音でしょう。

しかし本気で世界のトップを目指すとなると、やはり関東圏、関西圏の学校やその他強豪校へ進学するのは間違った選択ではないと思います。

それではその理由を述べていきます。

 

世界トップレベル

中学校や、高校によっては海外トップでやっていた選手をコーチに招いているところもあれば、

外国からの留学生を選手として入学させていることもあります。

現に僕が高校生でプレーしていた時(1998年)あたりでは、全国大会ですでに2人の外国人選手との対戦がありました。

そのような選手たちと一緒に練習をすることや練習を学ぶことはやはり北海道の学校では今現在難しいところではあるかと思います。

 

日本トップの大学、実業団

関東、関西圏の強豪校に行くと日本トップレベルの大学や実業団に練習に参加することもあるでしょう。

やはり緊張感は違いますし、練習や球質が違います。

若いうちから日本トップレベルの球質を肌で感じるのはかなりのメリットになるのは間違いないことです。

もちろん北海道でも実業団もありますし、北翔大学のような強豪大学もあります。

しかし関東、関西圏ではそれらのチームが多くあるのも事実なのです。

 

海外遠征について

北海道の中学校や高校ですと中々海外遠征にまで行く学校は多くないはずです。

僕が知っている限りだと残念ながら0校。

行っているとしても自身も含め韓国への遠征に幾人か行っている程度かもしれません。

しかし道外の学校ですとマレーシアやインドネシアなどへの遠征を行なっている学校があります。

それなりのルートやパイプがあるのかもしれませんが、そういった学校が少なくないのも事実です。

やはり若いうちからこれらのような国への遠征は様々な好影響があるでしょう。

 

北海道へ残るという選択肢

一概に道外へ出ることが全てではないことも事実です。

現に最近ではとわの森三愛高校出身の松本選手が女子ダブルスで世界チャンピオンに輝きました。

高校時代に彼女を指導した先生にも話を伺いましたが、高校時代では怪我も多くそこまでの成績を残した選手ではなかったようです。

しかし結果として世界チャンピオンに輝いています。

 

北海道にいる指導者のレベルも高い

北海道の高校の強豪校と言えば旭川実業、とわの森三愛、札幌龍谷、札幌静修高校、札幌第一高校などでしょうか。

良い選手が道外に流失する中で常に全国の強豪校と戦える選手を育てている実績を考えると、やはり指導者の質が高いことがあげられるかもしれません。

関東圏や関西圏と比べると練習環境のデメリットはあるものの、それらの差を埋める指導方法があるという裏付けでもあるでしょう。

また同じ日本人といえども関東人、関西人と北海道人ではやはり考え方や気質も違います。

これは合う人合わない人がいるかもしれません。

それらのギャップを感じさせることなく練習環境を作ってくれるというメリットもあるでしょう。

 

強豪校で埋もれない

せっかく道外の強豪校に行っても、そのまま埋もれて高校ではインターハイメンバーにすら入れずに強豪校で埋もれてしまった選手も少なくありません。

強くなりたいという気持ちにストップをかけるつもりは毛頭ありませんが、自分がそこの学校へ行ってレギュラーで戦えるのかどうかという見極めも必要です。

強豪校は下からもどんどん良い選手が入学してきます。

高校3年生になった時に観客席から応援するのか、それともレギュラーとして試合に出たいのか。

そういった見極めもしてください。

 

コンサドーレ札幌というチーム

Jリーグのサッカーチームを母体としてバドミントンチームを運営しているチームは国内ではコンサドーレだけです。

コンサドーレは現在のところ、出来るだけ北海道出身の選手でチーム編成をしたいという思惑も持っているチームです。

将来的に様々な角度からバドミントンの実業団というポジションを見た時に、コンサドーレでプレーをするというのは面白い選択肢であることは間違いありません。

道外へ行って出戻りという道も、もちろんありですが、生粋の道産子としてプレーヤーになるもの面白いと思います。

その時の地元の応援は半端なものではないでしょう。

 

まとめ

北海道を出てプレーするといことは一気に世界観が広がるというメリットはあります。

しかし人によってはそれが仇となる人も。

環境が合わなかったり、本州での暑さにやられてしまったりと。

これらのことをしっかりと考えた上で進学することをおすすめします。

もちろんお金を出してくれる親のことも考えることも大切ですよ。

全額免除にならない限り、それなりのお金はかかりますからね!