英語ができないと日本代表になれない?!

さてこのような事実をご存知ですか?

“フェンシング日本代表選考に英語能力試験の導入!スポーツ界初の決断!”

フェンシング日本代表は大会で成績が良かったとしても、試験の成績が悪かったとしたら選考しないということを発表しました。

選考基準としては世界基準となる共通評価CEFRで、英検で言うところの準2級レベルA2が求められるとのこと。

さて、どうしてフェンシングに英会話が必要になるのでしょうか?

そしてこのフェンシング界での決断が他のスポーツにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

なぜスポーツに英語が必要?

当たり前ですが国際大会になると大会の運営者から審判まで全てが外国人。

もちろん会話は英語がベースとなるのは当たり前のことです。

日本代表ともなると合宿や練習相手が外国人、スポーツによってはコーチが外国人ということもごく普通にあることです。

その時に英語ができないことによってどれほどマイナス面が大きいのか、それを理解しているからこその今回のフェンシング日本代表の決断に繋がったのではないでしょうか。

特に国際大会で審判とのやりとりが英語でできないことのマイナス面は非常に不利であることは間違いありません。

そしてフェンシング界では引退後の第二のキャリアのことも考えて英語の能力試験を導入したとも語っています。

 

他のスポーツを見てみよう

サッカーではご存知の通り多くの日本人選手がヨーロッパへ渡っています。

ヨーロッパでは多くのチームに多国籍の選手が在籍するため、その国の言葉と英語を使ったコミュニケーションがスタンダードとなっています。

また自身も多くのヨーロピアンの友人がいましたが、彼らは3〜4ヶ国語を喋るのは至って普通にできることとして育っています。

野球もアメリカへ渡ることがスタンダードになっていますが、アメリカの野球チームでは英語はもちろんのこと中南米の選手も多いことから

ヒスパニック系のスペイン語で会話することも少なくはありません。

よくニュースでイチロー氏はスペイン語もできるとか、大谷選手はスペイン語も上達しているなどの報道があるのはそういうことです。

フィギアスケート、テニス、ゴルフ、などもコーチとのやりとりは英語というのはごくごくスタンダードですね。

 

英語アレルギーが多い日本人

さて長年多くの国を旅して、4ヶ国で今まで生活をしてきた僕自身の話をしましょう。

僕の英語が上手いかと言われれば、特別上手いわけでもありません。

恥ずかしながら中学校から高校生まで英語の評価は5段階評価で常に1。たまに2が付いていたことがあった程度です。

特別な勉強をしたかと言われるとそんなこともなければ現地で語学学校に通ったことも一度もありません。

今でも知らない単語は多くありますし、文法も間違って話すこともしばしば。

しかしメキシコでは学校からのオファーで学生を相手に英語やスペイン語を使った授業も行っています。

何度も言うようですが僕自身は英語は得意でもなければ上手でもありません。

でもコミュニケーションは大抵取れますし、学校の授業を海外で英語で行うこともできます。

 

中学校3年生レベルでいいの?

僕自身の経験から言うと、それで大抵の会話は成り立ちます。

知らない単語があったり、難しい会話でも言い回し一つで何とでもなると言うのが個人的な意見。

ただ圧倒的に多くの日本人が持ち合わせていると思うのは、

「正しい英語じゃないと伝わらない」という思い込みと日本人独特の恥ずかしさや奥ゆかしさが邪魔をしているだけに感じます。

とても高学歴の大学を出た人でも喋れない人は喋れない。学校のテストと海外で使う英会話は別物です。

正確な英語か伝わる英語。

どちらも伝われば英語は英語だと僕は思ってます。

 

なぜ英語を使ってバドミントンを教えたいのか?

バドミントン界ではジュニアに対してこのようなスタイルでコーチングを行なっている人は僕が知る限りいません。

もっと言えば、僕の英語レベルで行うべきかどうか考えたら恥ずかしくなることもありました。

また、面と向かって「バドミントンを教えるのに君の英語は必要ない」と言われたこともありました。

でもジュニアバドミントンを教えていくのに誰かは風穴を開けなければいけないことだと感じていましたし、その必要性を大いに感じていたからこそ行うべきではないのかと。

北海道や旭川が数年後にバドミントン界で「英語スタイルのジュニアバドミントン育成に一番早く取り組んだ地域」として言われるようにと。

英語ができる人からすれば笑われるレベルですが、笑われても僕はやっていくべきではないのかと感じているからです。

 

TABIMINTONで経験したこと

旅をしながらバドミントン。その言葉を文字ってブログTABIMINTONを運営しています。

バドミントン系ブログとして月間のpvは約3万pvです。

こちらのブログでも海外でコーチングを行なって記事など色々ありますが、海外でバドミントンをコーチングするのに最低限の英語レベルが中学校3年生レベルで問題ありません。

それよりも問題なのは英語でのコミュニケーションがどれくらいとれるかということ。

筆記試験をどれくらい間違いなくできるかではなく、大切なことは間違ってでも英語を使ったコミュニケーションがとれるか。

バドミントンの実力が全国レベルでなくとも、日本人にでバドミントンを教えてもらいたいという国は多く存在しているのです。

 

なぜ他国の人は英語を喋れるのか?

全ての国の人が英語を喋れるとは限りません。

中米から南米にかけてはスペイン語圏ですので、英語が全く通じない国ばかりであるのも事実です。

しかし日本以外のアジアでは多くの人々が英語を問題なく使える人が多いのはご存知でしょうか?

僕が代表コーチを勤めていたネパールを例にとってみましょう。

 

貧しいからこその

アジア最貧国と言われるネパール。

国の資源として力を入れているのは観光です。

多くの国から人々がやってくるので英語教育に力を入れており大抵の人は英語での会話ができます。

またネパールではテレビ局にお金がなく、テレビ映像を外国から買ってそのまま流すことが少なくありません。

その際にネパール語での字幕をつけるのにもお金がかかるので字幕なしでアメリカやイギリスなどの番組を流しています。

ですので必然的に彼らは英語を耳で覚え、そのまま映像を見ているので自然に英語を覚えていくのです。

お店などでは簡単な会話は英語でやりとりしている若者などを見かけることもありました。

これから「観光立国を目指す」と宣言している日本国。

日本が最貧国から学ぶこともあるのではないでしょうか?

 

まとめ

上手く喋れなくても、間違ったとしてもOffice 4D GYPSYで伝えていきたいことは

いつか日本代表選手になった時に「あの時英語でバドミントンを教わってよかった」となること。

日本代表にならなかったとしても「あの時英語でバドミントンを教わったから今こうして海外でコーチができる」となること。

バドミントンを離れたとしても「あの時の英語バドミントンが人生の役に立っている」となること。

そして何より英語でバドミントンをすることによって、より海外や日本代表を意識してできること。

それらの目的があるため英語を使ったバドミントンレッスンを行なっています。

あなたが日本代表になる頃にはバドミントンの代表チームも英語試験を導入しているかもしれませんよ?